カラーピッカーのダイアログ
カラーピッカーは様々なパーツに分かれており、様々な方法で色の選択を行うことができます:
視覚的に色を調整する
ダイアログボックスの上半分には2つのカラーボックスがあります。1つは256色 x 256色のボックス内をクリックして選択し、もう1つはスライダを使って選択します。ボックスやスライドにどの色が表示されるかはどのラジオボタンが選択されているかによりますが(下記参照)、いずれの場合でもボックス内に表示される色をスライダを使って選択します。ボックス内でクリックした位置にある色が選択された色です。

RGBまたはHSVで調整する
四角いカラーボックスの下には6つのオプション(色相、彩度、値、赤、緑、青)があり、それぞれにラジオボタンとスライダ、数値を上下するための矢印があります。色相/再度/値(HSV)のいずれかを選択すると選択したものがスライダ(上記参照)で、残りの2つがカラーボックス内のそれぞれの軸でコントロールされます。RGBのラジオボタンを選択した場合も同様の方法でコントロールされます。値はまたそれぞれのスライダや、スライダ横の数値を上下することでも調整できます。値を調節すると視覚的なコントロールがアップデートされ、視覚的なコントロールを調節すると値がアップデートされます。

選択した色
選択した色がRGBおおびHSVコントロールの右側に表示されます。このボックスは斜めに分割され、左上のセクションに「新規」(作成している色)、右下のセクションに「選択中」(既に存在している色で、このダイアログをキャンセルした場合にはこの色が使われます)が表示されます。そのすぐ下には選択した色のHex値があります(Hex値は手動で数値を入力することでも変更できます)。選択した色の右側にはスポイトボタンがあり、このボタンを使うとデスクトップ上のどの位置からも色を選択することができます。

ユーザー定義のカラーパレット
ダイアログの下部には「パレットに設定」という名前の12個の長方形があります。これは水彩画を描くときに使うパレットと同じで、各長方形に好きな色を入れておくことができます(パレットに入れた色はDebutを閉じた後も保存されます。パレットに色を入れるにはまず色を入れる長方形をクリックし、次にそこに入れる色を選択して「パレットに設定」ボタンをクリックします。パレットに入れた色はパレットの長方形をクリックするだけで簡単に使えます。