録画した動画の出力設定を変更することができます。

動画のサイズ変更:

動画の出力サイズをカスタム化、または事前設定された特定のサイズに指定することができます。カスタム化する場合は希望の幅と高さを入力しOKをクリックします。

オリジナルの縦横比を保持することも可能です。この場合、幅と高さは自動的に調整されます。

フレームレートの制限:

出力動画のフレームレートを制限することができます。これにより動画のエンコードに必要なCPUを押さえることができる場合がありますが、制限により空のフレームやブロックノイズが発生したりする可能性があります。

MPG、DV、PSPフォーマットは特定のフレームレートが設定されています:

.mpg = 23.98 fps

.dv (NTSC) = 29.97 fps

.dv (PAL) = 25 fps

PSP = 29.97 fps

微速度撮影機能をオンにする:

長い微速度撮影動画を録画することも可能です。例えば雲の動きなどを録画する際にお使いいただけます。

この機能はフレームレートを指定して使います。以下のフォーミュラを使って出力動画の長さを計算することができます:

output_length_in_seconds = recording_time_in_seconds / seconds_per_1frame_captured / frame_rate

output_length_in_seconds = recording_time_in_minutes / minutes_per_1frame_captured / frame_rate

output_length_in_seconds = recording_time_in_hours / hours_per_1frame_captured / frame_rate

recording_time_in_yyy(yyy=secondsやminutesなど)は実際の録画の長さ、yyy_per_1frame_capturedは「毎秒(または分、時間)に録画されるフレームレート」の設定で、/は除算演算子です。

例えば、フレームレートが30、微速度撮影設定が1フレームあたり1秒の場合、1分間の録画につき2秒の出力動画となります(60/1/30=2)。また、フレームレートが15、微速度撮影設定が1フレームあたり4秒の場合、1分間の録画につき1秒の出力動画となります(60/4/15=1)。