カスタムブラシツールを使うと独自のブラシを作成し、このブラシを使ったお絵かきの際に使われるブラシのプロパティを自由に設定できます。このツールを選択すると「ブラシのスタイルを編集」を使って「カスタムブラシの編集」ダイアログを開き新しいブラシの作成や既存のブラシのプロパティの編集を行うことができます。
カスタムブラシ編集ツール 試し描きダイアログボックスの左側に試し描き用の領域があります。設定を変更すると試し描きが消えますが「試し描きを消す」ボタンを使って手動で消すこともできます。
ブラシを選択画像一覧から保存されているブラシのいずれかを選択することができます。
「カスタム画像を読み込む」ボタンを使うと同時のブラシを作成する際にブラシのスタンプとして使う画像を選択することができます。
「ブラシパックを読み込む」ボタンをクリックすると.arbフォーマットPhotoshop用ブラシパックファイルが読み込まれます。こうしたファイルはオンラインで入手できます。DrawPadではこうしたファイルのほとんどを読み込んで使うことができますが、一部対応していないものもありますのでご了承ください。
「ストロークの色を使う」にチェックを入れると画像の色を全て現在選択されているストロークの色に変更します。透明部分は変更されません。
ブラシの範囲ブラシのサイズをピクセル表示したものです。
1~250ピクセルの間の数値が使えます。
幅と高さの割合です。値を100にするとブラシに変化がなく(完全な丸のまま)、ゼロにするとブラシが横線になります。
0~100の間の値が使えます。
ストロークの各ステップ(スタンプが描かれる場所)の間の距離です。値はブラシのサイズの割合です。値が100の場合新しいスタンプは前のスタンプが終わった位置のすぐあとから始まります。50の場合、新しいスタンプは前のスタンプの中央から始まります。
1~100の間の値が使えます。
スタンプの回転の角度です。
0~360の数値が使えます。
有効にするとスタンプ画像が反転します。
数パスに沿って各ステップで描かれるスタンプの数です。部分的に透明なスタンプやジッター散布がない場合はストロークに変化はありません。
フェード数値が0より大きい場合、値が1に達するまで各ステップの数が減少します。ここで指定した値は値が1になるまでに必要なステップの数です。例えばここで指定した値が10で数が10の場合、最初のステップのスタンプは10個になり、次のステップは9個、その次は8個といったように変化します。。
ジッター散布各ステップのスタンプの位置をランダムに調整します。値はブラシのサイズの割合で、100は通常のスタンプの位置から直径1つ分離れた場所に次のスタンプが描かれます。
0~100の間の値が使えます。
各ステップのスタンプをランダムに回転します。値は回転の角度で、時計回りまたは反時計回りを指定できます。
0~180の値が使えます。
各ステップの数をランダムに調節します。値は各ステップに設定された数の最大の割合です。例えば数が10でジッター数が100の場合、各ステップのスタンプ数は1~10のいずれかになります。
0~100の値が使えます。また値を0にするとこのオプションがオフになります。
各ステップのサイズをランダムに調節します。値はブラシのサイズの割合で、拡大・縮小の最大・最小値です。範囲が50でジッターサイズが50の場合スタンプのサイズは50~150のいずれかの値になり、ジッターサイズが100の場合は0~200のいずれかになります。
0~100の値が使えます。また値を0にするとこのオプションがオフになります。
水平方向のみ、垂直方向のみ、または全方向への散布のいずれかから選択できます。
筆圧感度筆圧を感知するタッチバッドが接続され有効になっている場合、筆圧でどのオプションをコントロールするか設定することができます。
範囲: 圧力が弱いほど範囲が小さくなり、強いほど指定したブラシの範囲を最大値として大きくなります。
間隔: 圧力が弱いほど間隔が狭くなり強いほど指定した間隔を最大値として広くなります。
数: 圧力が弱いほど数が少なくなり、強いほど指定した数を最大値として多くなります。
ジッター数: 圧力が弱いほどジッター数が少なくなり(各ステップがスタンプ数に近くなる)、強いほど指定したジッター数を最大値としてジッター数が億なります。
ジッター散布: 圧力が弱いほど散布が少なくなり、強いほど指定したジッター散布の値を最大値として散布が多くなります。
ジッターサイズ: 圧力が弱いほどサイズが小さくなり、強いほど指定したサイズを最大値としてサイズが大きくなります。
ジッター回転: 圧力が弱いほどランダムな回転の角度が小さくなり、強いほど指定したジッター回転の値を最大値として回転の角度が大きくなります。