「受信者プロパティ」ウィザードまたはダイアログは、「作成」または「プロパティ」ボタンを「オプション」の送信タブでクリックすると表示されます。

受信者タブ

受信者

受信者名

受信者にはそれぞれ異なる名前を付けます。受信者となるタイピストやテープ起こし会社の名前をここに入力します。

送信前に確認を表示

ここにチェックを入れると、この受信者へディクテーションを送信する際は、送信前に送信の確認を行うダイアログが表示されます。

バックアップ

送信したディクテーションをバックアップ

ここにチェックを入れると、全てのディクテーションが送信後に「バックアップフォルダ」として指定したフォルダにコピーされます。 バックアップフォルダはご自身のコンピュータまたはネットワークドライブのいずれにも設定可能です。

送信方法タブ

送信方法

受信者ごとにそれぞれの送信方法を設定することができます。

Express Delegateオプション

サーバー

  • アドレス:
    例: server.company.com

  • ポート:
    サーバーのポート番号。

  • セキュリティで保護された接続(SSL/TLS):
    サーバーを使って送受信を行うデータを暗号化する場合はここにチェックを入れます。

ログイン

  • 電子メールアドレスとパスワード:
    Express Dlegateへのログイン用電子メールアドレスとパスワードです。 パスワードを忘れた場合のリセット方法はExpress Delegateのマニュアルをご覧ください。

FTPオプション

電子メールオプション

ローカルフォルダオプション

カスタムコマンドラインオプション

フォーマットタブ

ファイル名のフォーマット

送信ファイル名(実際に保存されているファイル名)のフォーマットを設定することができます。 この設定は変数を使った文字の置き換えに対応しています。

ファイル名には最低でも%filenumber%の引数が必要です(複数のユーザーがいる場合には、%userid%も使うことでファイル名が重複し上書きされるというアクシデントを防ぐことができます)。 デフォルトのファイル名フォーマットは「%userid%-%filenumber% %filename% 作成者 %username%」です。

ファイルフォーマット

お勧めのファイルフォーマットはDCTです。DCTは送信者情報やメモ、優先度などを録音と一緒に送信することができます。 DCTフォーマットは暗号化も可能です。

「音声エンコーダ設定」をクリックし、音声コーデックを設定します。 圧縮された音声フォーマットを使うとアップロードにかかる時間を大幅に短縮することができますが、音質が下がる場合があります。

また、選択したコーデックはExpress Scribeがインストールされているタイピストのコンピュータにもインストールされている必要がありますのでご注意ください。 Windowsの一般的なコーデックを使うのが最も安全な方法です。 お勧めのフォーマットはGSM 6.10です(バランスが良いため)。 フォーマットに関する詳細はwww.nch.com.au/acm/jpをご覧ください。

音声処理

「自動ゲインコントロール(信号改善とトリミング)を使用」にチェックを入れると、録音の冒頭と末尾から無音部分を切り取り、音声を聴きやすくします。

セキュリティ

ディクテーションの暗号化についてはコンセプト ~ 暗号化をご覧ください。

最大64文字のASCII文字が使えるキーを使い、256ビット暗号化が可能です。 キーは大文字と小文字が区別されます。


こちらもご覧ください:

オプション ~ 送信