受信者
受信者名
送信前に確認を表示
バックアップ
送信したディクテーションをバックアップ
送信方法
受信者ごとにそれぞれの送信方法を設定することができます。
Express Delegate
Express Delegate (v4.00以降)はディクテーション管理専用のサーバーです。 Express Delegateを使うと、独自に設定したルールやカテゴリに応じて自動的にタイピストを振り分けるなどの便利な機能を使ってディクテーションの管理を行うことができます。
Express DelegeteサーバーはLAN(ローカルエリアネットワーク)またはインターネット上でアクセスできるコンピュータなどに設定します。 Express Delegateの管理者がアカウントを作成したユーザーのみがサーバーにログインできます。 Express Delegataのインストール方法や、サーバーの設定方法、ユーザーアカウントの作成方法などの詳細については、Express Delegateのマニュアルをご覧ください。
FTP
ディクテーションをFTP(ファイル転送プロトコル)サーバーに直接送信します。 FTPを使う場合は、FTPサーバ上にご自身のディレクトリが必要です。 インターネットプロバイダのWebホスティングサービスがFTPへのアクセスを提供していることが殆どですので、サーバ自体をご自身でホストする必要はありません。また、サーバは国内外のどこにあっても構いません。 当社お勧めのFTPホスティングサービスの一覧は、 こちらのページをご覧ください。
電子メール:
このオプションを選択すると、ディクテーションを電子メールに添付する形で受信者に送信します。
ローカルフォルダ:
タイピストが社内にいる場合はLAN(ローカルエリアネットワーク)を使ってファイルを送信するのが最も速い方法です。 この方法を使うには、タイピストとの共有フォルダがネットワーク上に必要になります。必要に応じて社内のIT管理者に共有フォルダの作成を依頼してください。
このオプションはまたUSBメモリスティックなどの着脱式メディアにディクテーションを保存する場合にもお使いいただけます。
カスタムコマンドライン:
このオプションは高度なディクテーション自動化を行うためのものです。 このオプションを選択した場合、ユーザーが「送信」をクリックすると、選択したexeまたはbat ファイルを実行します。 exe を使ってディクテーションファイルに様々なことを行うことができます。
実行中のコマンドが出力先や入力元をコンソールに表示する必要がある場合は「コンソール表示」のチェックボックスにチェックを入れます。
Express Delegateオプション
サーバー
アドレス:
例: server.company.com
ポート:
サーバーのポート番号。
セキュリティで保護された接続(SSL/TLS):
サーバーを使って送受信を行うデータを暗号化する場合はここにチェックを入れます。
ログイン
電子メールアドレスとパスワード:
Express Dlegateへのログイン用電子メールアドレスとパスワードです。 パスワードを忘れた場合のリセット方法はExpress Delegateのマニュアルをご覧ください。
接続テスト:
現在のサーバーとログイン情報を使ってサーバーへ接続ができるかどうかをテストします。 接続が正しく行われた場合はサーバー情報が表示されます。
FTPオプション
サーバー:
例:ftp.company.com(またはftp.company.com:12345の形式でポート番号を指定)。
セキュリティで保護された接続(FTPES):
ここにチェックを入れると、可能な場合はサーバを使った転送時にデータの暗号化を行います。
ログインのタイプ:
ユーザーアカウントを使ったログイン、または匿名でのログインのいずれかを選択します。
ユーザー名/パスワード(ユーザーアカウントを使ったログインを選択した場合):
FTPのアカウント名とパスワードを入力します。
フォルダ:
デフォルトのFTPサーバーフォルダのサブフォルダを入力します。
例:/typing
デフォルトのフォルダを使う場合はこの欄は空欄のままで構いません。
接続を試す:
現在のサーバーとログイン情報を使ってサーバーへ接続ができるかどうかをテストします。
電子メールオプション
送信先の電子メールアドレス:
タイピストの電子メールアドレスです。
件名
送信メールの件名を入力します。
フォーマット
この設定には変数を使った文字の置き換えに対応しています。
デフォルトに戻す
件名のフォーマットをデフォルトの値に戻します。
これより大きいファイルは自動分割(MB):
送信者または受信者の電子メールに添付書類のサイズが設定されている場合、このオプションを使うと、設定されているサイズの最大値を超えているディクテーションを添付して送信する際はディクテーションファイルを分割し、複数のメールに分けて送信することができます。
電子メール設定...:
電子メールプロトコル(MAPIまたはSMTP)を選択し、サーバーとログイン情報を設定します。
電子メールをテスト:
電子メールアドレスを入力して「テストメールを送信...」ボタンをクリックし、電子メール設定が正しく行われているかどうか確認します。
テストメールが正しく受信されない場合や、エラーが発生した場合は、当社ソフトウェアを使った電子メール送信時の問題をご覧ください。
ローカルフォルダオプション
保存先のフォルダまたはドライブ:
共有ネットワークフォルダ(例:H:\Shared\Typing\My Typist)または着脱式メディアのドライブ(例:E:\)。
カスタムコマンドラインオプション
コマンドライン:
引数を含む、実行するツールのコマンドライン。 ディクテーションの絶対ファイルパスを以下を使ってexeまたはバッチファイルに渡します: %filepath%の引数。
例えばWindowsのxcopyツールを使って事前設定されたファイル(例:C:\AAA)にコピーを行う場合のリンクは以下の通りです:
%filepath%は自動的にファイルパスとして挿入されますので、引用符で囲む必要はありません。
ファイル名のフォーマット
送信ファイル名(実際に保存されているファイル名)のフォーマットを設定することができます。 この設定は変数を使った文字の置き換えに対応しています。
ファイル名には最低でも%filenumber%の引数が必要です(複数のユーザーがいる場合には、%userid%も使うことでファイル名が重複し上書きされるというアクシデントを防ぐことができます)。 デフォルトのファイル名フォーマットは「%userid%-%filenumber% %filename% 作成者 %username%」です。
ファイルフォーマット
お勧めのファイルフォーマットはDCTです。DCTは送信者情報やメモ、優先度などを録音と一緒に送信することができます。 DCTフォーマットは暗号化も可能です。
「音声エンコーダ設定」をクリックし、音声コーデックを設定します。 圧縮された音声フォーマットを使うとアップロードにかかる時間を大幅に短縮することができますが、音質が下がる場合があります。
また、選択したコーデックはExpress Scribeがインストールされているタイピストのコンピュータにもインストールされている必要がありますのでご注意ください。 Windowsの一般的なコーデックを使うのが最も安全な方法です。 お勧めのフォーマットはGSM 6.10です(バランスが良いため)。 フォーマットに関する詳細はwww.nch.com.au/acm/jpをご覧ください。
音声処理
セキュリティ
ディクテーションの暗号化についてはコンセプト ~ 暗号化をご覧ください。
最大64文字のASCII文字が使えるキーを使い、256ビット暗号化が可能です。 キーは大文字と小文字が区別されます。
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