データCDのサイズ指定
データCDも通常74分または80分という長さです。74分は約650メガバイト、また80分は約700メガバイトのデータ保存が可能です。
規定の量を超えたデータを保存(オーバーバーン)することも可能ですが、通常10または20メガバイトが上限です。
ISO またはUDFファイルシステム
Express BurnはISO+Jolietファイルシステム、ハイブリッドファイルシステム、またはUDFファイルシステムでデータディスクの書き込みができます。ファイルシステムは画面右上、ツールバーの下にあるボタンを使って変更できます。
ファイルシステムとは、ディスクにファイルとフォルダを保存する方法のことです。各システムにはそれぞれ独自の制限や互換性があります。旧式のシステムに対応するには、古いタイプのISOと新しいタイプのUDFの両方を記録できる混合ファイルシステムをお使い ください。最新のコンピュータおよびオペレーティングシステムはUDFファイルシステムに対応しており、また場合によっては(DVDおよび動画ブルーレイ)UDFが必須となっています。
データCD の制限(ISO)
Express BurnはJolietエクステンションを使いISO対応モード1のCDを書き込みます。ファイル名とフォルダ階層の制限は以下のとおりです。
・ディスクのボリュームラベルは16文字まで。
・ファイル名は62文字以内(通常3文字の拡張子を含む)。これ以上の文字は自動的に切り捨てられます。
・フォルダは8階層が上限。これはフォルダの中にフォルダを作り、その中にまたフォルダを作るという作業を最高8階層までできるという意味です。
・同じ名前のファイルを複数作ることができますが(例:送り側ファイルc:sound.wav と、d:sound.wav)、2つ目以降のファイルには自動的に末尾番号が付きます。
・個々のファイルは4ギガバイトを越えることができません。
データCD の制限(UDF)
Express BurnはUDF1.02でディスクを書き込みます。ファイル名とフォルダ階層の制限は以下のとおりです。
・ディスクのボリュームラベルは16文字まで。
・ファイル名は255文字以内(通常3文字の拡張子を含む)。これ以上の文字は自動的に切り捨てられます。
・同じ名前のファイルを複数作ることができますが(例:送り側ファイルc:sound.wav と、d:sound.wav)、2つ目以降のファイルには自動的に末尾番号が付きます。
データCD の制限(ハイブリッド)
殆どのオペレーティングシステムの場合、制限はUDFのものと同様です。旧式のシステム(DOS、Windows 3.11)の場合、制限はISOと同様になります。ファイル名は各ファイルシステムに合わせて調整されますので、旧システムでは62文字に切り捨てられたファイルネームとなり、UDF対応のシステムでは255文字のフルネームが表示されます。