複数の通貨を使用する場合、通貨ごとに会社を作成する形でExpress Invoiceをご利用いただけます。例えば、「会社」 名を「○×株式会社:日本円」として1つ作成し、更に「○×株式会社:米ドル」としてもう1つ作成するということです。こうすることで通貨ごとの消費税に対応することができ、また通貨ごとの報告書を作成することが可能になります。通貨ごとの「会社」はそれぞれ独自の得意先や連絡先、請求書などを持つ独立したアカウントとして作成する必要があります。

複数の通貨を使う必要がある場合は、請求書のファイルメニューから「複数の会社」をクリックします。次に追加をクリックします。追加をクリックするとスタートアップウィザードが起動します。スタートアップウィザード内の領域に、既存の会社と同じ情報を入力します。この場合に入力する会社名は「(会社名):米ドル」などのわかりやすい形で設定することをお勧めします。ウィザード完了後は、メイン画面のオプションのアイコンをクリックし、「地域」タブ内で通貨の指定を行ってください。ここで通貨記号や通貨名など通貨に関する設定を行うことができます。新しい通貨で作成した会社は新規会社と同様に扱う必要がありますのでご注意ください。