ダウンロードや再作成によりアーカイブが破損する場合があります。また、分割アーカイブの一部が欠損する場合があります。アーカイブが破損しているか分割ファイルの一部が欠損しているためExpressZipでアーカイブを開けない場合、PAR2ファイルがある場合はファイルの修復を試みることができます。PAR2はPAR2ファイルを作成または使用することでデータファイルの破損の検証と修復を行うツールです。分割アーカイブを含むどのようなファイルにも使うことができます。PAR2を使う際には以下の3つのオプションから選択できます - このアーカイブ/分割アーカイブ用のPAR2ファイルを作成 PAR2修復ファイルの作成にはこのオプションを選択します。大きなアーカイブのPAR2ファイルを作成した後、分割オプションを使ってこのアーカイブを分割した場合でも、この.par2ファイルを使って分割ファイルの修復を行うことができます。PAR2ファイルの作成には割合の冗長性とブロック数の2つのパラメータがあります。デフォルトでは冗長性%は5%に設定されており、ブロック数は必要なブロック数をツールが算出します。いずれのパラメータの値もダイアログ内のプルダウンメニューから「カスタム」を選択することで手動入力することができます。
- アーカイブとアーカイブのPAR2ファイルに修復が必要かつ可能かどうかを確認:このオプションを使って、破損したアーカイブまたは分割アーカイブが修復可能かどうかを確認します。アーカイブ/分割アーカイブの修復の可否につきExpressZiipがメッセージを表示します。修復が不可能であった場合、不足している修復ブロック数が表示されます。
- 破損したアーカイブを修復:このオプションを使って、破損したアーカイブまたは分割アーカイブの修復を行います。分割アーカイブには欠損しているパーツが再作成されます。
メモ: ファイルの作成、検証、修復にはチェックサムの計算など複雑な処理が必要なため作業が完了するまでには少し時間がかかります。 メモ: 検証と修復オプションを使用する際は、.par2ファイルは破損したアーカイブと同じベースファイル名で同じディレクトリにある必要があります。例: - アーカイブ名:C:\Users\Admin\Desktop\MyFiles\Par2Split.zip
- PAR2名:C:\Users\Admin\Desktop\MyFiles\Par2Split.zip.par2
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