対応デバイス

MixPadの最新版はASIO、DirectSond、Windows Core AudioおよびMMEを使った再生と、ASIO、Windows Core AudioおよびMMEデバイスを使った録音に対応しています。

再生・録音とも、ASIOまたはWindows Core Audioを使うことをお勧めします。ASIOやWindows Core Audioは高性能および低レイテンシで音声の同期を非常に正確に行うことができるデバイスです。ASIOはまた、同一デバイスの複数チャンネルを再生・録音することができます。ASIO対応のサウンドカードをお持ちでない場合は再生や録音にはWindows Core Audioを使うことをお勧めします。

もしくは、ASIO4ALLからドライバをインストールし、ASIOデバイスとして使うことができるレイヤーを既存のサウンドカードに設けることも可能です。ASIO4ALLはhttp://www.asio4all.com/から無料でダウンロードいただけます。

プロジェクトの音声オプションを設定する

オプションダイアログ開き(ファイルメニューから「オプション」を選択)「全般」タブをクリックします。MixPadが使う再生デバイスを選択します。AISOデバイスを選択すると、左右の出力に優先的に使われるチャンネルを選択することができます。このオプションはDirectSoundおよびMMEドライブにはお使いいただけません。

トラックの音声オプションを設定

特定のトラックのみに音声設定を行う場合は、設定を行うトラックを選択し「録音」タブの「音声オプション」ボタンをクリックするか、トラックのコントロールパネル上のレンチのアイコンをクリックします。

トラック

オプションを表示するトラックの番号の欄に表示されている番号が、設定を変更するトラックの番号です。別のトラックを選択する場合はプルダウンメニューを使ってトラックの番号を選択します。設定の変更を行った後は設定を適用する為に適用…ボタンまたはOKボタンをクリックします。適用…ボタンをクリックすると全てのトラックに設定を適用を選択することで、ここで設定した変更をMixPadに読み込まれているすべての音声トラックに適用することもできます。

録音オプション

トラックに使う録音デバイスを設定することができます。ASIOデバイスを選択すると、複数のデバイスに使うチャンネルの設定を行うこともできます。

音声デバイスを使った録音の設定を行うには、 音声デバイスを使って録音オプションを選択し、録音用のデバイスを選択します。モノラルまたはステレオのどちらで録音を行うかを選択することができます。また複数チャンネルの録音が可能なデバイスをお使いの場合は録音を行うチャンネルを指定することができます。

MIDIデバイスを使った録音の設定を行うには、MIDIデバイスを使って録音オプションを選択し、録音用のデバイスを選択します。MIDI録音についての詳細は、MIDIの録音のページをご覧ください。

再生中の音声を録音する

インターネットラジオやウェブキャスト、Zoomやスカイプをお使ったオンライン会議などの音声を録音することができます。

> パソコンの音声再生デバイスを使って再生中の音声を録音するには、「音声録音」ダイアログでキャプチャ元の一覧でストリーミング音声を再生を選択します。 Zoomやスカイプなどでのオンライン会議を録音する際にお勧めの機能です。

音声再生デバイス

ここでは、特定のトラックの出力チャンネルを選択することができます。これはASIOデバイスがメインの再生デバイスとして選択されている場合にのみ選択可能ですのでご注意ください(詳しくは上記の「プロジェクトの音声オプションを設定する」をご覧ください)。デフォルトのプロジェクト用チャンネルを使う場合は、メイン出力(左)とメイン出力(右)に設定します。デフォルト以外を使う場合は、ここで行った設定がプロジェクトの設定に優先して使われます。

MIDI再生オプション

ここではMIDIデバイスまたはバーチャルインストルメントのどちらを使って音声を再生するかを選択することができます。

モニタオプション

ASIOハードウェアをお使いの場合はASIOデバイス用モニタリングをオンにするにチェックを入れることで、録音中に録音音声をヘッドホンで聴くことができますが、直接ハードウェアを使うことで、より良い録音音声のモニタリングを行うことができます。殆どの外付けサウンドカードはヘッドホン出力を使って入力音声を直接モニターすることができます。このオプションを使うことで遅延の無いベストな状態でのモニタリングが可能になります。

MIDIデバイス(MIDIピアノキーボードなど)を使って録音を行う場合、VSTインストルメントで作られた音を使ったMIDIデバイスの音声をモニターすることができます。この機能を使うにはASIOデバイス用VSTインストルメントを使ったMIDIのモニタリングをオンにするにチェックを入れ、プルダウンメニューから希望の楽器を選択します。