この機能を使ってトラックに自動ダックエフェクトを適用します。MixPadは優先トラックの音量を検出し、音を下げるトラックの音量を下げます。例えばナレーションを入れる際は自動的に他の音声の音量を下げ、ナレーションが終わると他の音声の音量を上げるといった作業を行う際に便利な機能です。 例えばトラック1を優先トラックとして選択し、トラック2に自動ダックを適用するとします。MixPadはトラック1の音量がしきい値として指定したデシベル値を超えると、トラック2の音量が「dB削減」で指定したデシベル値まで「フェードアウト」で指定した時間をかけて下がります。また、トラック1の音量がしきい値を下回るとトラック2の音量が「フェードイン」で指定した時間をかけて元の音量に戻ります。
- しきい値(dB)で指定した優先トラックの音量を超えるとダッキング用の音声の音量が下がります。
- 削減(dB)はダッキングの際にどの程度まで音量を下げるかを指定します。
- フェードインの長さ(ミリ秒)はダッキングを開始するまでの長さまたはフェードインの長さをミリ秒単位で指定します。
- フェードのアウト長さ(ミリ秒)はダッキングを終了するまでの長さまたはフェードアウトの長さをミリ秒単位で指定します。