この機能を使ってトラックに自動ダックエフェクトを挿入します。自動ダックがオンになっている場合、MixPadはコントロールトラックの音量を検出して他のトラックの音量を下げます。例えば話し声が再生されている際は音楽トラックの音量を下げ、話し声が消えると音楽トラックの音量を上げる場合などに使われます。

自動ダック機能はメニュー->トラック、およびツールタブからアクセスできます。

例えばトラック1がナレーション音声で自動ダック(主音量トラック)として選択されており、トラック2はBGMとして自動ダック(このトラックをフェード)が適用されている場合、MixPadはトラック1の音量レベルを検出します。この音量がしきい値を超えると、トラック2の音量が自動的に下がります。トラック2の音量はフェードインフェードアウトを使ってスムーズに上げ下げされます。トラック1の音量がしきい値より下がるとトラック2は元の音量に戻ります。

自動ダックの設定

自動ダック(自動検出:音楽をフェード、ボイスを主音声)のチェックボックスにチェックを入れると、トラックの音声の分類(ボイスまたは音楽)に基づいて自動的にトラックをダッキング用と主音量に設定します。

主音量トラックとダックトラックの一覧を使うと、プロジェクト内のトラックを主音量またはダッキング用トラックを1つの画面で簡単に分類できます。

設定: