「シャープ」レイヤーを使うと画像の中で「線」と見做される部分をより鋭角にすることで、画像全体をシャープにすることができます。シャープレイヤーはシャープアイコンをエフェクトタブでクリックすると適用され、必要に応じてシャープのプロパティ画面で詳細の調節を行うことができます。
使い方
多少ピンボケしている写真などはこのエフェクトを使うことで改善できる場合があります。

シャープのプロパティ
強度:のスライダを使ってシャープにする度合いを調節します。
詳細設定を使う
ここにチェックを入れるとスライダが使えなくなり、手動での設定ができるようになります。詳細設定を使うことで、シャープレイヤーを使ってシャープさを減らすための方法が変わります。また、シャープエフェクトの適用を細かく設定できるので、よりナチュラルな画像にすることができます。
範囲
値が小さい程細部までシャープにすることができます。画像のサイズが大きい程、また画像までの距離が離れているほど値が大きくなります。

適用するシャープエフェクトの量を調節します。どの程度のシャープさを適用するかは、実際に作業を行っている画像により異なりますので、実際に作業をしながら最適な値を探してください。
ノイズ削減
どの程度の細さの線を「枠線」と見做すかを設定します。あまり細い線まで枠線と見做してしまうと、不要なノイズや汚れまでシャープに表示されてしまうことがありますのでご注意ください。