このタブではスライド間の切替効果を作成することができます。切替効果を使うとスライドとスライドの間の移動がスムーズに行われます。このタブを開くには、タイムラインでスライドを選択して切替効果タブを選択するか、切替効果を変更ボタン(スライドとスライドの間にあるボタン)をクリックします。

切替効果を使う

選択したスライドに別の切替効果を使う場合は、希望の切替効果ボタンをクリックします。 切替にかかる時間を変更するには、長さ(秒)の値を希望の値に変更し適用するをクリックすることで特定の切替時間のみを変更するか、全てに適用をクリックして全てのスライドの切替時間を一度に変更します。

全てに適用をクリックすると切替えのみ長さのみまたは切替えと長さのいずれかを選択することができます。

切替効果を削除する

スライドから切替効果を削除するには、まず切替効果を削除するスライドを選択し、次に切替効果タブを開いて削除ボタンをクリックします。

切り替えをオーバーラップ

切り替えをオーバーラップ機能を有効にすると先頭と末尾のフレームを使って切り替えを行うだけではなく2つのクリップがオーバーラップされます。切り替えとクリップ自体の長さが短くなりますがよりスムーズな切り替えが行われます。

スライドショーをフェードインする

スライドショーを開始する際にフェードインを行う場合は、スライドショーの冒頭に空スライドを挿入します。空スライドを挿入するには空スライドを挿入ボタンをメディアタブでクリックします。空スライドの右横にある矢印をクリックしクロスフェードの切替効果を選択します。

設定項目がある切替効果

以下の切替効果は、切替効果の挿入時に表示されるプロパティダイアログから、または設定ボタンをクリックすることで更に詳しい設定を行うことができます:

ズーム

スライドA(切替えを始めるスライド)はフレームの中央から切替えを開始します。 スライドAの末尾を調整し、フレームのどの方向に向かってクリップが移動するかを設定します。

スライドB(切替え先となるスライド)はフレームの中央で切替えを終了します。 スライドBの冒頭を調整し、フレームのどの方向に向かってクリップが移動するかを設定します。

値はフレームの大きさに対する割合で指定します。 マイナスの値は左または上への移動を意味し、プラスの値は右または下への移動を意味します。 例:X位置を-50%に設定するとフレームの左半面に向かってフレームの切替えが行われます。

スライド

このダイアログではスライドの動きを設定します。

左側で1つ前のスライドの動きを設定し、右側で次のスライドの動きを設定します。

事前設定された値をプルダウンメニューから選択するか、青いボックスを希望の位置に移動します。

時間 切替にかかる時間を指定します。

イーズイン/アウトを使うと動きを徐々に速めたり遅くしたりすることができます。

モーフィング

まず、双方の画像のメインとなる部分を「線を引く」ツールを使って囲みます。双方の画像の相似点を探し、まず最初の画像でこの相似点を線で囲みます。対応する線がもう1つの画像の方にも表示されるので、この線をもう1つの画像の相似点の周りに移動します。複数の地点を繋げて1つの線として引く場合は、Ctrlを押しながら線を引きます。線を削除する場合は削除する線を選択してキーボードの削除キー(Deleteキー)を押します。また、「全ての線を削除」ボタンをクリックすることでも線の削除を行うことができます。

「元に戻す」ボタンを使い、変更点を元に戻すことも可能です。

「拡大」および「縮小」ボタンを使い、画像の拡大と縮小を行います。「手のひらツール」を使い、拡大・縮小された画像を画面内で動かします。「線を引く」ボタンを再度クリックすると、線の編集に戻ります。

「線の色を変更」ボタンを使って、わかりやすい色に線の色を変更することができます。

「トリミング」ボタンを使って画像を切り取ることで、双方の画像の縦横比を調整することができます。「左をトリミング」ボタンを押すと右の画像の縦横比に合わせて左の画像がトリミングされ、「右をトリミング」を押すと左の画像に合わせて右の画像がトリミングされます。ボタンを押すと赤い枠線が表示されます。枠線を動かして範囲を指定し、改行ボタンを押してトリミングを行うか、キャンセルボタンを押して作業をキャンセルします。

切替効果の長さも必要に応じて変更してください。

画像の設定が完了後は実際にどのように再生されるかをプレビューできます。再生ボタンを押すと切替えのプレビューが再生されます。

ブラインド

このダイアログではブラインドの本数と方向を設定できます。

ブラインドの方向:縦または横から選びます。
ブラインドの数:1~20の間で設定できます。

バウンス

このダイアログではバウンスの位置と回数を設定できます。

1つ前のクリップの開始位置は中央にデフォルト設定されています。終了位置はお好きな場所を選択してください。
次のクリップの終了位置は中央にデフォルト設定されています。開始位置はお好きな場所を選択してください。

バウンスの回数:次のクリップがバウンスする回数を設定します。

キューブスピン

このダイアログではキューブの回転方向と距離を設定します。

距離:キューブの距離を設定します。
方向:右、左、上、下キューブの回転方向を設定します。

スムーズな回転を行うにはこのチェックボックスにチェックを入れます。

ドア

このダイアログではドアの動きを設定します。

ドアは開くと閉じるのいずれかの動きを設定できます。
開く:1つ前のクリップが中央から両開きのドアを押したように開き、次のクリップが開いたドアの間から入ってくる形で表示されます。
閉じる:次クリップが中央から両開きのドアを引いたように閉じ、1つ前のクリップが閉じるドアの間から出て行く形で表示されます。

ドアの間から出入りするクリップをズームする場合はここにチェックを入れます。

パズル

パズルの個数や大きさ、埋め方を設定します。

ピースの数(横):横1列のパズルのピースの数を指定します。
ピースの数(縦):縦1列のパズルのピースの数を指定します。

パズルの埋め方:ランダム配置と外側から埋めるの2種類から選択できます。
ランダム配置パズルのピースがランダムな位置に置かれる形で画面が埋まります。
外側から埋める外側のピースから順に画面が埋まります。

テトロミノ

このダイアログでは複雑さ(使われるブロックの個数)を設定します。

複雑度:2~100の間で選択することができます。数が多いほどブロックの数と複雑さが増します。

タイルフリップ

タイルの数とフリップの方向などを設定することができます。

ここにチェックを入れると角タイルが不規則なリズムでフリップします。
ここにチェックを入れると角タイルが畳まれる形でフリップします。

横1列のタイルの数を設定します。
縦1列のタイルの数を設定します。

方向:無し、右、左、上、下、右上、右下、左上、左下のいずれかの方向から選択できます。
設定した方向に向かってタイルがフリップします。