再生


音声デバイス


複数のサウンドカードがインストールされている場合は、このプルダウンメニューを使って再生用デバイスを選択します。


音量レベル


再生用のの音量設定です。Express Scribeのメイン画面で調整することもできます。


音量の自動調整(レンジ圧縮)


ダイナミックレンジ圧縮は、最大音量を上げずに、音量が小さい部分の音声を増幅します。 設定が弱いほど増幅の幅が小さく、強いほど増幅の幅が大きくなります。


デフォルトの再生速度


再生速度はスロー再生(F11/F2キーを使用)または高速再生(F3キーを使用)を選択することができます。速度は通常の速度を100%として表示しますので、50%は通常速度の半分を意味し、200%は通常の2倍を意味します。お勧めする設定は、スロー再生の場合50%(最小25%、最大100%)、高速再生の場合150%(最小100%、最大300%)です。


「現在のスピードで再生(F9)」の速度は、メイン画面の速度コントロールを使って調整します。


低周波数をカットオフし明瞭にする方法


Express Scribeは、質の悪い音声を改善するために低周波数カットオフフィルタを使います。周波数のカットオフポイントを設定することで音質の調整を行います。


周波数フィルタを使わない場合は、「無し」を選択します。標準レベルの周波数フィルタにはハイまたはローのフィルタを使い、音質の悪い録音音声には1500hzの強めのフィルタを使います。デフォルトではフィルタ無し(0hz)が設定されています。


自動バック機能


「バックステップ」の設定を行っておくと、再生を一旦停止した後で再度再生を行う場合、停止した時点の少し前から再生を行うことができます。バックステップの時間はミリ秒で調節が可能です。例えば停止した箇所の1.5秒前から再生を開始したい場合は、バックステップの値を1500に設定します。バックステップ機能を使わない場合は、バックステップの値を0に設定します。バックステップに設定できる最大値は6000ミリ秒です。


早戻しと早送り


早戻しと早送りは、「速度を上げる」(デフォルト)または「一定の速度」の2通りから選択できます。Express Scribeはまず事前設定されたミリ秒(デフォルトでは500ミリ秒、最大6000ミリ秒まで設定可)後退または前進した後、事前設定された速度(デフォルトでは800%、最大1000%)で早戻し/早送りを行います。「速度を上げる」を選択した場合、早送り/早戻しの速度は6秒から指定した最高速度(デフォルトでは800%、最大1000%)までアップします。


ディクテーションの再生終了時