ソフトウェアのオプション画面を開くには、「ファイル」メニューから「オプション」を選択します。この画面では以下のオプションを設定することができます:

ファイル

このダイアログにはファイルの処理に関するオプションが表示されます。オプション画面には「上書き」と「メタデータ」の2つの項目があります。

上書き

変換済みファイルの保存先に既に同じファイルが存在する場合の処理方法を選択します。以下の処理方法からいずれかを選びます:

デフォルトのメタデータ

変換した全てのファイルに以下の領域に入力したメタデータが含まれます:

詳しくは こちらのページをご覧ください。

タイトルのタグが空の場合はファイル名を使う

ソースファイルによってはタグ情報が無いものもあり、こうした場合は変換後のファイルのタグ情報が空になります。このオプションにチェックを入れるとタイトルのタグの欄が空の場合は自動的にファイル名が挿入されます。

変換

このタブではファイル変換に関するオプションを、「フォーマット」と「エラー」の2つのセクションに分けて設定します。

フォーマット

変換前と変換後のファイルのフォーマットが同じ場合の処理方法を指定します。以下の処理方法からいずれかを選びます:

メモ: 「フォーマット」で設定したオプションよりも「上書き」タブで設定したオプションの方が常に優先されますのでご注意ください。例えば、「フォーマット」タブで「変換する」のオプションを選択し、「上書き」タブで「ファイルを変換しない」を選択した場合は、「上書き」での設定が優先されるためフォーマットが同じファイルが存在する場合ファイルの変換は行われません。

変換完了後ソースファイルを削除 :ファイルの変換が完了した時点で、オリジナルのファイルが削除されます。変換が正しく完了しなかった場合は削除は行われません。「出力先フォルダにファイルのコピーを作成」のオプションを選択した場合は、ファイルのコピーが保存先フォルダに作成された時点で「ファイルの変換が完了した」とみなされます。

ファイル読み込み用の設定を記憶する(.rawおよび.voxフォーマットのみ) :.raw/.voxファイルから変換している場合。同じ種類のファイルには全てデフォルトコーデック設定を行うか、それぞれ個別にコーデック設定を行うかのいずれかを選択できます。

エラー

ファイルの変換中にエラーが発生した際の処理方法を指定します。以下の処理方法からいずれかを選びます:

メモ: エラーが発生した場合は、エラーが発生したファイルの「詳細情報」欄にエラーに関する簡単な説明が表示されます。エラーに関する更に詳しい情報を確認する場合は、確認するファイルを右クリックし、「詳細情報を表示」をクリックします(Ctrl+Eのショートカットを使って確認することもできます)。

音声処理

音量の最大値がデジタル音声の最大シグナルと同じ(または特定の割合)にすることを、音声の正規化と言います。通常、音声編集作業の最後に全てのファイルを100%に正規化することで、音にゆがみが生じない範囲の最大音量に設定を行います。正規化を行うことで複数の音声トラックの音量を同等または平均化することができます。

「ピーク」値を使った正規化は、ファイル内の最大音量のサンプルを検出し、この値を「ピーク」値として正規化を行います。正規化のピークレベルを100%(0dB)に設定することで、ファイル全体のピークが0dBに達するよう音量が増幅されます。

「平均ラウドネス(RMS)」を使った正規化は、複数ファイルの音量の平均値を元に行います。この方法を使って複数のファイルを同じピークレベルに正規化した場合、各ファイルのラウドネスの平均が揃います。平均ラウドネスは常にピーク音量よりも低いため、この方法を使う際の「正規化ピークレベル」は「ピーク」値を使う際より低く設定します。

「ピークラウドネス(RMS)」を使った正規化は、ファイル内の最大音量がどの程度大きいかを元に正規化を行います。複数のトラックの最大音量を同じにする場合は、この方法が最適です。ピークラウドネスを使った正規化も、ピークラウドネスが常にピーク音量よりも低いため、「正規化ピークレベル」は「ピーク」値を使う際より低く設定します。ピーク値の実際の算出法は、50ミリ秒の窓ごとのRMSを検出し、検出した窓を大きい順に並べ、これらの内の第95百分位数を「ピーク」とするというものです。異なる周波数に対する人間の知覚の違いに対する調整は行われません。

動画ファイル内に複数の音声トラックがある場合は使用するデフォルト音声トラックを選択

動画ファイルによっては複数の音声ファイルを含むものがあります。こうした場合はここにチェックを入れ、変換作業を行うデフォルトの音声トラックを選択します。手動で音声トラックを選択する場合はチェックを外します。

ファイル名(有料版Switchのみ)

変換したファイルのファイル名を設定するためのオプションです。.cdaファイルが入力ファイルの場合「CDアルバムの情報を入手するためインターネットのデータベースにアクセスする」のオプションにチェックを入れると、インターネット接続を使ってアルバムやトラックの情報をMusicBrainzのオンラインデータベースから入手することができます。


1.アーティスト名 - トラック名.拡張子

2.アルバム名 - アーティスト名 - トラック名.拡張子

3.カスタム化(以下参照)


カスタム化を選択すると、出力ファイル名のフォーマットを自由に指定することができます。カスタム化を行う場合は、検索されたデータに置換えが行われる各種の文字列を入力します。入力する文字列の例は以下の通りです:


[%artist% %album% %genre%]\{%tracknumber% %trackname% %year%}

フォルダ名:「アーティスト名 - アルバム名 - ジャンル」、ファイル名:「トラック番号トラック名 - 年.拡張子」としてCDトラックを変換します。


カスタム化に挿入できる文字列と、文字列が置換える情報は以下の通りです:


%artist%  アーティスト名

%album%  アルバム名

%extratrackinfo%  トラックの詳細情報(詳細情報が無いトラックもあります)

%genre%  アルバムのジャンル(例:ロック、ジャズなど)

%tracknumber% :トラック番号です

%trackname%  抽出したトラック名

%year%  アルバムがリリースされた年


[]  この括弧内に書かれた文字列はフォルダとして扱われます

{}  この括弧内に書かれた文字列はファイルとして扱われます


こうした情報はSwitchの「音声タグを編集」機能(CTRL+T)を使って表示することができます。

フォルダは複数の階層の設定が可能ですが、ファイル名は1つだけしか使うことができません。

その他

特定のカテゴリに属さない一般的なオプションです。

バックグラウンドで実行 実行中の他のプログラムの処理速度に影響を与えずにSwitchを使った変換を行う場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合、多数のプログラムを実行中の場合などはSwitchの変換作業の速度が落ちることがありますのでご注意ください。

音声再生 :Switchで使う音声デバイスを選択します。コンピュータに複数のサウンドカードがインストールされている場合はここで選択します。


ショートカットメニュー :ファイルエクスプローラに「Switchで変換」の右クリックメニューを追加する場合はこのオプションを選択します。

確認 :一覧からファイルを削除する際またはハードドライブの空き容量が指定したサイズを下回った場合に警告を発する場合は該当するオプションをここで選択します。


重複ファイル :重複ファイルが一覧に追加されないよう設定することで、Switchの一覧が長くなりすぎるのを防ぐことができます。

変換完了のお知らせ :大量のファイルを変換する際などは、変換作業の完了時に何らかの方法でお知らせを行うよう設定しておくと便利です。


右クリック

オプションの「右クリック」タブでは、ファイルエクスプローラの右クリックメニューをカスタム化することができます。チェックボックスにチェックを入れると右クリックメニューにショートカットが追加されます。プルダウンメニューを使って変換フォーマットを指定します。 フォーマット指定の右クリックメニューを使う場合、このフォーマットに設定済みの条件を使って変換が行われます。例えばWavを変換フォーマットとして選択して右クリックメニューを追加すると、コンピュータ上で音声ファイルを右クリックし「Switchを使ってWavに変換」をクリックするだけで前回Wavファイルを変換した際に使った設定を使いファイルの変換が行われます。