PhotoPadはノンディストラクティブでの写真編集を行うことができます。ノンディストラクティブでの編集とは、元の画像のデータを失わずに写真の加工を行うことができるということです。
例えば、画像を 暗くするエフェクトを加えることで画像の一部が真っ黒になってしまった場合、黒くなった部分を修正するために画像を明るくするエフェクトを加えると、黒くなった部分が灰色になるだけで細かい部分は復元でき無いことが良くあります。 PhotoPadの場合は元の画像を失うことなく、各種エフェクトをいつでも再調節することができるので、大事な写真の一部が編集途中に消えてしまうと言ったアクシデントを防ぐことができます。例えば暗くしすぎた画像を修正するには、明るくするエフェクトを加えるのではなく、単純に最初に加えた暗さの度合いを変更することができるということです。
PhotoPadは画像自体に変更を加えるのではなく、エフェクトなどの変更点を レイヤー形式で挿入します。 ノンディストラクティブ編集を上手に使うポイントは、同じエフェクトを複数回数追加しないことです。例えば、明るさの調節を行うレイヤーを加えた場合、後からもう少し画像を暗くする場合は、新しく明るさ調節のレイヤーを加えるのではなく、既に挿入されている明るさ調節のレイヤーを開いて明るさの度合いを調節してください。