このページではMIDIのインポートダイアログのオプションにつき説明します。MIDIシーケンスと一般的な楽譜には共通点がたくさんありますが、異なる部分もいくつかあります。 MIDIのインポートダイアログにはMIDIファイルを楽譜に起こす際に必要な設定項目があり、各項目を正しく設定することでより見やすく正確な状態で楽譜が作成されます。 譜表オプション - トラックを譜表に割当て各MIDIトラックが1つの譜表に表示される形でインポートされます。トラック構成用の表を使って各トラック用のオプションを細かく設定します。
- チャンネルを譜表に割当て全てのトラックが1つにまとまり、音符がチャンネルごとに表示されます。ここにチェックを入れるとトラック構成用の表は使えません。
クオンタイズ 選択したビートのタイプに合わせて音符が並びます。これを選択することでより見やすい楽譜を作成できます。 ミュージシャンの演奏を元に作られたMIDIファイルの場合などは音符の位置に人間的なばらつきが生じるので、こうしたファイルをより機械的に正確な位置に配置することができます。 - 無し:クオンタイズ無し
- 4分音符:4分音符に合わせて配置します
- 8分音符:8分音符に合わせて配置します
- 16分音符:16分音符に合わせて配置します
- 32分音符:32分音符に合わせて配置します
- 64分音符:64分音符に合わせて配置します
以下のMIDIイベントを含む - 調:調のMIDIメタイベントを含みます
- 拍子:拍子のMIDIメタイベントを含みます
- テンポ:テンポ変更のMIDIメタインベントを含み、メトロノームマークが作成されます。
この連符に合わせる 最新版では3連符のみに対応しています。 インポートする音符 - サスティンペダル:MIDIコントローラ64番をペダルマーク用に読み込みます
トラック構成用の表 インポートされた各トラックを譜表に変換するオプションの設定を変更します。設定可能なカラムは以下の通りです: - インポート:トラックをインポートするかどうかを設定します。デフォルトが「無し」になっている場合はトラック内にノートがありません。
- 音部記号:「自動」になっている場合はプログラムが検出した音部記号が自動的に使われます。 自動を選択しない場合はここで選択した音部記号が楽譜全体に使われます。タブ譜やパーカッション用には音部記号の自動検出は使えません。
- 分割:大譜表内の音符を特定の分割位置、または自動設定で分割します。「無し」が選択されている場合は処理が行われません。
- 並び順の変更:各項目の順序をドラッグアンドドロップで変更します。
|