文字ツールを使うと文字の入力を行うことができます。文字ツールを選択すると文字の入力ボックスが表示されます（ボックスのサイズは必要に応じて変更できます）。ボックスはまたドラッグして移動することもできます。ボックスが選択されている状態で文字をタイプするとタイプした文字がボックス内に入力されます。ボックスの位置を移動する場合はボックスの枠線をクリックしてドラッグします。

「文字のサイズ」の数値を上下して文字の大きさを変更します。文字入力ボックスの右、左、または中央のどの位置に文字を表示するかを設定するボタンが入力ボックスのすぐ上にあります。

文字は太字や斜字にしたり、下線を引いたりすることもできます。文字には複数の設定を行うことができます。また文字列の一部にのみ設定を行う事も可能です（文字の表示位置以外）。文字ツールを使って入力した文字には影を付けたり 立体 的に表示したりすることができます。

文字のオプション下部に「領域を変形」と「文字を変形」の2つのボタンがあります。文字入力ボックスのサイズを変更した際に行われる作業をこのボタンで決定します。

このボタンを選択すると、文字入力ボックスのサイズを変更した際、ボックス内の文字の大きさは変更されずボックスのサイズのみが変更されます。ボックスのサイズを変更することで、文字の折り返し位置を変更したり、文字が大きすぎる場合にボックスを拡大して文字全体を表示したりといった作業を行うことができます。ボックス内に入りきらない文字は切り取られ、画面に表示されません。

このボタンを選択するとボックスのサイズ変更に応じて、ボックス内に記入されている文字も変形します。文字の折り返し位置は変更されません。単純に文字が縦横に伸び縮みします。文字は常にボックス内に収まるため、ボックスのサイズを変更することで中の文字が切り取られ表示されなくなることはありません。