Express Accountsの消し込み機能を使って、銀行明細書と勘定記録の消し込みを行うことができます。手作業で勘定の消し込みを行うこともできますが、銀行発行の電子明細書をExpress Accountsに読み込むことで素早く消し込むことも可能です。

手作業で勘定を消し込む

勘定の消し込みを行うには、まず必要な銀行明細を集め、「取引」メニューから勘定の消し込みをクリックして「勘定の消し込み」ダイアログを開きます。消し込みを行う勘定を「勘定」のプルダウンメニューから選択すると、帳簿上でまだ消し込み仕訳が行われていない項目が「元帳の取引」の一覧に表示されます。銀行明細の日付を選択し、銀行明細に記載されている残高を入力します。

元帳一覧と銀行明細書を比べながら、消し込みを行う仕訳にチェックマークを入れて削除します。

一覧内の全ての仕訳にチェックが入り、残高不一致額がゼロになったら、画面下部の消し込みボタンをクリックし、消し込みを記録します。

このダイアログに関する詳細は「各画面について」のセクションの勘定の消し込みのページをご覧ください。

銀行明細書を読み込む

勘定の消し込み画面下部にある銀行明細書を読み込むボタンをクリックします(この時点では銀行明細書の一覧は空のはずです)。特定の銀行明細を検索します。Express Accountsでは.csvまたは.ofxフォーマットのファイルのみ読み込むことができます。開くボタンを押すと勘定の消し込み画面に明細書が読み込まれます。

Express Accountsを使い元帳と銀行明細書を比較して自動的に消し込みを行うことで、こうした作業にかかる手間を省くことができます。ローカル元帳一覧(画面上部)では、消し込み済み取引にチェックマークが入り、緑色にハイライトされています。ローカル元帳一覧で、チェックマークが入っていないものは、エラーが発生している可能性があります。

銀行口座明細書一覧(下の一覧)に表示されているにも関わらず、ローカル元帳に表示されていない取引は、簡単に追加することができます。銀行口座明細書一覧から取引を選択し、取引を追加ボタンをクリックします。取引が元帳に記録され、消し込み済みとして表示されます。

銀行口座明細書一覧(下の一覧)で、赤くハイライトされた仕訳は、定期的な取引である可能性があります。仕訳を選択し取引を追加をクリックすると、この仕訳が元帳一覧に追加され、この仕訳を含む銀行口座明細書が消し込みダイアログに読み込まれるたびに自動的に明細一覧に追加されます。

このダイアログに関する詳細は「各画面について」のセクションの勘定の消し込みのページをご覧ください。

残高を再計算

消し込み作業中に仕訳に変更を行うと、変更が正しく反映されない可能性があります。勘定が一致しない場合は残高の再計算を行ってみてください。残高の再計算を行うには、取引メニューから残高を再計算をクリックします。 Express Accountsが自動的に再計算を行うので特にその後の作業は必要なく、消し込み作業に戻ることができます。