起動可能ディスク
データディスクをCDやDVD、またはブルーレイに書き込む場合、起動可能ディスク(ディスクをコンピュータに読み込んだ状態でコンピュータを起動するとコンピュータをハードドライブではなくディスクから起動させることができるディスク)として作成することができます。起オペレーティングシステムのインストールディスクや、システム回復ディスクなどがこの例に当てはまります。
Express Burnは以下の2つが揃っていることを条件に、こうしたディスクを作成できます;
  1. ディスクには起動に必要な全てのファイルが入っていること、すなわち完全起動可能オペレーティングシステムであること。必要なファイルはインストールディスクに入っており、内容はオペレーティングシステムごとに大幅に違います。挿入する必要があるファイルについての詳細は各種オンラインリソースをご覧ください。
  2. ブートセクタ。起動可能ディスクの最小セクションのイメージのことです。ブートセクタを抽出できるユーティリティは数多く存在し、通常インターネット検索で見つけることができます。また、これらはお使いのオペレーティングシステムごとに大幅に異なります。お勧めのユーティリティはRoadkilのBoot Builderです: http://www.roadkil.net/program.php?ProgramID=3

この2つが揃っていれば、Express Burnで起動可能ディスクを書き込むことが可能です。オペレーティングシステムのファイルとフォルダを新しいディスクに挿入し書き込みを行ってください。書き込み設定の項目では「詳細」をクリックし、ディスクが起動可能であることおよびブートセクタのファイルを選択してください。
注意: ISOイメージを書き込む場合は、ブートセクタ、オペレーティングシステム共にイメージに含まれるため、これらの作業は必要ありません。
注意: 純粋なUDFディスクからは起動できません。起動可能ディスクのオプションを設定した場合、起動を可能にするためにディスクはハイブリッドディスクに変換されます。