MP3 CD/DVDと音声CDの比較
MP3 CD/DVDは音声トラックを書き込む音声CDとは違い、.mp3(圧縮音声)ファイルを書き込めむデータディスクです。一般的な音声CDが74分または80分であるのに対し、MP3 CDは非常に長時間の録音が可能です。
MP3 CD/DVDは.mp3ファイルの再生が可能なデバイスでのみ再生できます。旧式のCD/DVDプレーヤーなどではMP3ディスクに対応していない場合があります。またMP3 CDには対応していてもMP3 DVDには対応していないという場合もありますのでご注意ください。お使いの再生デバイスが対応しているフォーマットについては、製造メーカー発行の仕様書等をご覧ください。
MP3 CD/DVDのサイズ指定
MP3 CDには約650MBから700MBの音声ファイルを記録することができます(サイズはディスクのタイプにより異なります)が、MP3 DVDには4GB以上の記録が可能です。例えば.mp3形式の音楽は平均して2MBから8MB程度ですので、MP3ファイルの圧縮形式によっては100曲以上の音楽をMP3 CDに書き込むことが出来ると言う計算になります。
規定の量を超えたデータを保存(オーバーバーン)することも可能ですが、通常10または20メガバイトが上限です。
MP3設定
これらの設定はMP3 CD/DVDに挿入するためにファイルをMP3に変換する際のエンコードに影響します。例えばWAVファイルや動画ファイルを書き込む場合、ExpressBurnはそれぞれのファイルの音声をエンコードしてMP3ファイルに変換しディスクに書き込みます。これらの設定はエンコード処理に影響します。
重要:これらの設定は MP3ファイルには影響しません。MP3ファイルは既存のエンコードまま何も変更されません。
重要:これらの設定は ファイルを挿入する際にのみ提供され、 既に挿入済みのファイルには影響ありません。
注意事項:
MP3 CD/DVDには公式規格がありません。そのため、プレーヤーごとに再生方法が異なることから、互換性に問題が生じたり、ディスクの再生ができなかったりという問題が発生する場合があります。こうした問題の発生を防ぐ方法として以下が考えられます:

CDの種類
CD-R :最も一般的なタイプのディスクで、書き込めるのは1度だけです。一度トラックを書き込むと、その後の変更はできません。
CD-RW :このタイプのディスクは書き込み後内容を消去することが可能です。再書き込みの回数には上限がありますが、数千回という単位ですので、CDを完成させる前に何度もテスト書き込みをすることが可能です。CD-RWの再生には通常より多くのレーザーが必要なため、安価なCDプレーヤーでは再生できないことがありますのでご注意ください。
CD速度
CD書き込みドライブ、またCD自体には速さの基準があります(例:8倍速) これは、こうした機器の第1世代と比べてどれだけ速く書き込めるかということを意味しています。速度は書き込みの速度であり、再生の速度ではありません。一般のCDプレーヤーは1倍速での再生です。
取り扱い注意点
CDの再生面(ラベルが付いていない側)に触れないで下さい。指紋などが付着することで読み取りに問題が生じる場合があります。
再生面を直射日光に当てないで下さい。長時間直射日光に当たるとデータが消去される可能性があります。