Express Zipはコマンドラインでの操作も可能です。どのオプションも使用および再使用が可能です。コマンドラインオプションを使用中はプロンプトが表示されません。使用できるオプションは以下のとおりです:zip:ファイルやフォルダをzipでアーカイブする。 - -a "アーカイブパス" :アーカイブが保存される場所。
- -f "ファイル/フォルダ" :アーカイブに追加するフォルダやファイルの保存場所。複数ある場合は引用符で囲み(" ")スペースで分ける。
- -o 既存のアーカイブを上書きする。
- -p "パスワード" :このパスワードを使いアーカイブを暗号化する。
- -cx, -cf, -cn, -cs, -ct 圧縮レベル: 左から順に、最速、速い、標準、小さい、最小。
例:"C:\Program Files\NCH Software\expresszip.exe" zip -a "C:\MyDocuments\archive.zip" -f "C:\MyDocuments\Music" "C:\MyDocuments\Pictures\sample.jpg" -cn -o extract:Express Zipで対応しているアーカイブからファイルを展開する。 - -a "アーカイブパス":展開したファイルが保存される場所。
- -d "出力ディレクトリ" :ファイルの展開先ディレクトリ。
- -o 展開時に既存のファイルを上書きする。
- -p "パスワード" :アーカイブのパスワード(設定されている場合)
- -m アーカイブ名を使い出力ディレクトリに新規フォルダを作成する。
例: "C:\Program Files\NCH Software\expresszip.exe" extract -a "C:\MyDocuments\archive.zip" -d "C:\MyDocuments" -m convert: Express Zipで対応しているアーカイブをzipアーカイブに変換する。 - -a "アーカイブパス":変換を行うアーカイブの保存場所。
- -d "出力ディレクトリ":アーカイブの変換を保存する出力ディレクトリ(変換を行うアーカイブと同じファイル名に.zipの拡張子が付く)。
- -o 既存のアーカイブを上書きする。
- -p "パスワード" :アーカイブのパスワード(設定されている場合)
例: "C:\Program Files\NCH Software\expresszip.exe" convert -a "C:\MyDocuments\archive.rar" -d "C:\MyDocuments" encrypt: zipアーカイブを暗号化する。 - -a "アーカイブパス"暗号化を行うアーカイブの保存場所。
- -p "パスワード"アーカイブに設定されるパスワード。
例: "C:\Program Files\NCH Software\expresszip.exe" encrypt -a "C:\MyDocuments\archive.zip" -p "myPassword" decrypt: zipアーカイブの暗号化を解除する。 - -a "アーカイブパス"暗号化の解除をを行うアーカイブの保存場所。
- -p "パスワード"暗号化されたアーカイブのパスワード。
例: "C:\Program Files\NCH Software\expresszip.exe" decrypt -a "C:\MyDocuments\archive.zip" -p "archivePassword" |