Prismを使った基本的なファイルの変換方法は以下の通りです。

ファイルの挿入と削除

動画ファイルの変換を行う際は、まずファイルをメイン画面の一覧に挿入します。ファイルの挿入は、ファイルまたはフォルダボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから「ファイルを挿入」または「フォルダ内のファイルを全て挿入」をクリックして行います。ファイルの参照画面が表示されるので、ここから希望の動画ファイルまたはフォルダを選択します。

Windowsエクスプローラからファイルやフォルダをドラッグすることもできます。 メイン画面に追加する形でファイルを追加することもできます。

DVDからファイルを読み込む場合は、ツールバーのDVDボタンをクリックするか、DVDを挿入後表示された画面から必要なファイルを選択します。

ISOイメージファイル内にファイルを挿入するためにISOからファイルを抽出したりマウントしたりする必要はありません。通常のファイルを挿入するのと同じ要領で挿入を行うだけでPrismが全てのファイル(サブディレクトリ含む)を読み込みます。

一覧に追加されたファイルを削除したい場合は、削除するファイルを選択し削除ボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから> 「選択したファイルを一覧から削除」を選択します。複数のファイルを一度に選択する場合は、Ctrl キーを押しながら必要なファイルをクリックします。全てのファイルを削除する場合は全て削除ボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから> 「一覧から全てのファイルを削除する」を選択します。

ファイルを再生

ファイルを再生するには、再生するファイルをクリックし再生ボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから再生を選択します。再生ボタンを複数のファイルが選択された状態でクリックした場合、最初に選択したファイルが再生されます。再生プレーヤーには再生/一時停止早戻し/早送り先頭へ移動および末尾に移動の各ボタンがあります(swfファイルはこうした機能に完全に対応していないため、swfファイルの再生時はこれらのボタンはお使いいただけません)。

ファイルの保存先フォルダを選択

メイン画面の下部にある「保存先フォルダ」の欄で、変換後のファイルの保存先となるフォルダを指定します。フォルダのパスはタイプ入力するか、参照ボタンをクリックします。 参照ボタンをクリックするとファイルツリーが表示され、希望のフォルダを選ぶことができます。

入力欄の右端にある三角形をクリックすると、プルダウンメニューが表示され、ここから最近使った保存先フォルダを選択することもできます。

出力フォーマットの選択とエンコーダオプションの設定

「出力フォーマット」と書かれた領域で、変換後のファイルのフォーマットを選択します。 最新版のPrismでは以下のフォーマットのファイルへの変換に対応しています: avi、wmv、asf、mpg、3gp、mp4、mov、flv、swf、rm、gif、dv、mkv、ogvおよびwebm 。また、動画の音声をWavまたはMp3形式で抽出することも可能です。

変換後のフォーマットを選択したらエンコーダオプションボタンをクリックしてフォーマットの設定を行います(詳しくはエンコーダオプション のページをご覧ください)。

必要に応じて出力ファイルの編集を行います。 動画オプションボタンをクリックして動画のフォーマットを変更します(詳しくは動画オプション のページをご覧ください。

エフェクトを挿入する

各種の動画エフェクトを変換後の動画に加えることができます。 エフェクトボタンをクリックしてエフェクトのダイアログを開きます。

ファイルを変換

出力フォルダと形式の選択後、変換を行う画像ファイルを選択し、変換ボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから「変換」を選びます。 変換ボタンをファイルを選択せずにクリックした場合は、一覧内のファイルが全て変換されるようデフォルト設定されています。

変換後の動画をプレビュー

変換を行う前に、変換後の動画をプレビューすることができます。動画ファイルを選択しプレビューボタンをクリックするか、「ファイル」メニューから「変換後の動画をプレビュー」を選択します。プレビューの長さはオプションの「全般」タブで調整することができます。

変換に関する追加情報

ファイルの変換処理中に問題が発生した場合、メイン画面の「その他の情報」欄に短いメッセージが表示され、問題点を簡潔にお知らせします。