イコライザ

音声信号の周波数帯域を調節し、音声の補正や改善などに使われるエフェクトです。

「エフェクト」メニューから「イコライザ」を選択すると、右側の画面に3種類のタブが表示され、イコライザが3種類の異なるイメージで表示されます。画面上部のタブを使い、ビジュアル、グラフィック、パラメトリックのいずれかを選択します。

ビジュアルイコライザ

特定の位置を左クリックすると新規バンドポイントを作成することができます。バンドポイントを右クリックするとバンドポイントが削除されます。イコライザのグラフを設定しやすくするために イコライザのグラフに最も良く使われる一連のフィルタを事前設定したプリセットが用意されています。一覧からプリセットを選択してフィルタを調節することで希望通りのエフェクトをかけることができます。 フィルタの種類と調節方法については以下の説明をご覧ください。周波数の値を入力する領域の最大値は20000ヘルツです。

グラフィックイコライザ

グラフィックイコライザは複数のスライダを使って特定の周波数での信号の増減を調節します。スライダの数は3個から20個の間で自由に選択することができます。画面上部でバンド数を選択してください。 スライダの数を変更すると、それぞれのスライダに周波数が20Hzから20kHzの間の最適な値で自動的に割り当てられます。プリセットを選択することでローパスやハイパスなどの良く使われるフィルタを簡単に構築することができます。 各イコライザ間には互換性が無いため、グラフィックイコライザを変更してもビジュアルイコライザやパラメトリックイコライザは変更されません。

パラメトリックイコライザ

パラメトリックイコライザはグラフィックイコライザに良く似ていますが、グラフィックイコライザより多くをコントロールすることができます。ここでは各スライダの下にある周波数またはQの値をクリックすることで、スライダの周波数と帯域幅を調節することができます。周波数の値は20Hzから20,000Hzの間で設定します。 Qのパラメータは0.05から20の間で設定します。Qの値が高い程、この周波数での増幅や減衰のピークがシャープになり周辺の周波数への影響が少なくなります。Qの値が低くなるほど周波数全体によりスムーズに変更が適用されます。

バンドパスフィルタ
特定の範囲の周波数のみをキープします。
開始周波数
低い方のカットオフ周波数の値(ヘルツ)
終了周波数
高い方のカットオフ周波数の値(ヘルツ)
スロープの長さ
低い方のカットオフポイントから高い方のカットオフポイントへ延びるスロープの幅(ヘルツ)
振幅
カットオフ範囲外の周波数の抑制率6デシベルは音量が半分に下がることを意味し、12デシベルは4分の1に下がることを意味します。最大値は60デシベルです。
バンドストップ/帯域除去フィルタ
特定の範囲以外のすべての周波数をキープします。
開始周波数
低い方の阻止周波数の値(ヘルツ)
終了周波数
高い方の阻止周波数の値(ヘルツ)
スロープの長さ
低い方の阻止ポイントから高い方の阻止ポイントへ延びるスロープの幅(ヘルツ)
拒否
阻止帯域外の周波数の抑制率6デシベルは音量が半分に下がることを意味し、12デシベルは4分の1に下がることを意味します。最大値は60デシベルです。
ハイパスフィルタ
特定の値より上の周波数のみをキープします。
通過帯域
ここで指定した数値より上の周波数がキープされます(ヘルツ)
スロープの長さ
通過帯域から延びるスロープの幅(ヘルツ)
ローパスフィルタ
特定の値より下の周波数のみをキープします。
通過帯域
ここで指定した数値より下の周波数がキープされます(ヘルツ)
スロープの長さ
通過帯域から延びるスロープの幅(ヘルツ)
ノッチフィルタ
特定の範囲の周波数を最低限に減衰し、その他の周波数をそのまま通過させます。スロープは無く、周波数は減衰するかしないかのいずれかです。
開始周波数
低い方のカットオフ周波数の値(ヘルツ)
終了周波数
高い方のカットオフ周波数の値(ヘルツ)
ブーストフィルタ
特定の範囲の周波数を減衰またはブーストし、その他の周波数はそのまま通過させます。
開始周波数
低い方のブースト/カット周波数の値(ヘルツ)
終了周波数
高い方のブースト/カット周波数の値(ヘルツ)
スロープの長さ
低い方のブースト/カットポイントから高い方のブースト/カットポイントへ延びるスロープの幅(ヘルツ)
振幅
ブースト/カット内の周波数の割合は、ブーストする(上げる)またはカットする(下げる)のいずれかです。6デシベルは音量がオリジナルの2倍にブーストされることを意味し、12デシベルは半分にカットされることを意味します。20デシベル。
ハイパスシェルフフィルタ
カット周波数以下の周波数信号を減衰し、残りの周波数は変更せずに通過させます。
開始周波数
低カット周波数(ヘルツ単位)。
傾斜
低カット位置と高カット位置の間の傾斜の幅です(ヘルツ単位)。
拒否
カット領域内でカットされる周波数の度数です。6デシベルは音量がオリジナルの半分に減衰されることを意味し、12デシベルはオリジナルの1/4レベルに減衰されることを意味します。
ローパスシェルフフィルタ
カット周波数以上の周波数信号を減衰し、残りの周波数は変更せずに通過させます。
開始周波数
低カット周波数(ヘルツ単位)。
傾斜
低カット位置と高カット位置の間の傾斜の幅です(ヘルツ単位)。
拒否
カット領域内でカットされる周波数の度数です。6デシベルは音量がオリジナルの半分に減衰されることを意味し、12デシベルはオリジナルの1/4レベルに減衰されることを意味します。

低周波数を落とすためだけにイコライザを使う場合は、まずハイパスフィルタをお試しいただく(エフェクトメニューから「ハイパスフィルタ」を選択)のが最も簡単で適した方法です。