データベースと表選択
録音情報をデータベースに記録
このオプションを選択するとVRSは各チャンネルの録音情報を指定したデータベースに記録します。将来的に必要になった際に備えて、各録音の詳細を全て記録しておきたい場合などに便利な機能です。
このオプションを使うにはODBCデータソースが必要です。
ODBCデータソースを設定する
コンピュータのコントロールパネルから管理ツールを選択し、データソースを選択します。 ユーザーDSNタブで「追加」ボタンをクリックし、ウィザードの指示に従ってデータベースドライバや名前、場所の設定を行います。 VRSのオプション画面に戻り、「録音情報をデータベースに記録」にチェックを入れると、「データベースを選択」のプルダウンメニューからデータベースが選択できます。
挿入するデータベース
情報の挿入を行うデータベースを選択します。 データベースにユーザー名とパスワードが設定されている場合は情報を入力し、「ログイン情報をテスト」ボタンをクリックしてログイン情報が正しく入力されていることを確認します。情報の挿入を行うには正しいログイン情報を使ってデータベースにアクセスできる必要があります。
挿入するSQLコマンド
データベースに挿入する項目を指定します。例えば以下のような情報を挿入することができます:
INSERT INTO LogTable ("Date","Time","Channel","FileName","Folder","Duration","Data","MD5Value") values ('%date%','%time%','%channel%','%filename%','%folder%','%duration%','%dial/data%','%md5%')
SQLコマンドを使ったデータ挿入のバックアップ
何らかの理由でデータベースファイルへのアクセスができなかった場合、VRSはSQLコマンドを保存し次の録音の末尾への挿入を試みます。 こうした場合、アクセスに失敗した時点で記録エラーが表示されるほか、履歴ディレクトリ(ファイルメニューから「表示、印刷またはデータ履歴を開くを選択)を開いて「SQLCommands.txt」ファイルを探し、SQLコマンドが正しく実行されているか確認することができます。
このファイルが履歴ディレクトリにない場合は、SQLコマンドが全く機能していないということになります。
こうした場合はユーザーDSNを他のサービスアカウントで実行することができます。ユーザーDSNが正しく機能するアカウント情報についての詳細はシステム管理者までご確認ください。
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