通話モニタを使って通話中の音声を別の場所から聴く

このオプションをオンにすると通話モニタを使ってネットワーク上の通話を別の場所からモニタリングすることができます。通話モニタは以下のリンクからダウンロードすることができます: www.nch.com.au/vrs/jp/remote.html

モニタリングできるユーザーを制限する場合はユーザー名とパスワードを設定します。モニタリングを行う各ユーザーはこのユーザー名とパスワードを使ってVRSに接続を行います。

この機能をオンにすると、VRSはポート264でTCP接続を待ち受けます。VRSをファイアウォールまたはNATゲートウェイ機器の裏で実行する場合は、このポートへの接続を許可して、このコンピュータに接続をリダイレクトする必要があります。ご不明な点がある場合はご自身のネットワーク管理者までお問い合わせください。


VRSを遠隔操作

VRSを中央サーバーで実行する場合、VRS遠隔操作を使って、特定のチャンネルでの録音開始や停止をネットワーク上の他の場所からコントロールすることができます。遠隔操作を行う場合は、このオプションにチェックを入れ、ユーザー名とパスワードを入力し、遠隔操作を行う各ワークステーションにVRS遠隔操作をインストールします。詳しくはVRSの使い方マニュアルの「遠隔操作」の項目をご参照ください。

VRS遠隔操作コントローラは以下のページからダウンロードできます: www.nch.com.au/vrs/jp/vrc.html


Webコントロール画面を使う

このオプションを使うと、インターネットブラウザを使って他の場所から録音一覧の表示や録音の削除、ダウンロードと再生などを行うことができます。

VRSのWebコントロール画面を使うと、ネットワークやインターネット経由でWebブラウザを使ってVRSにログインすることができます(ファイアウォールがこうした作業を許可するよう設定されていることを確認してください)。ユーザー名とパスワードを入力してログインすると、録音の検索や再生、ダウンロードなどをWebブラウザから直接行うことができます。VRSをリモートコンピュータで実行している場合などに便利な機能です。

VRSのWebコントロール画面を開くには、「Webコントロール画面を使う…」のオプションにチェックを入れ、ユーザー名とパスワードを入力します。

VRSのWebコントロール画面は簡易Webサーバーとしてポート81で実行されます(一般的なポートは80ですが、同じコンピュータ上で他のWebサーバーがこのポートを使っていた場合に備え、ポート80は使わないようにしています)。

VRSのWebコントロール画面へは以下のいずれかのアドレスをブラウザに入力して行います:

http://ローカルホスト:ポート番号  例:http://localhost:81(同じコンピュータでVRSを実行している場合)

http://コンピュータ名:ポート番号 例:http://mycomputer:81(ローカルコンピュータのネットワークでアクセスする場合)

http://プライベートIP:ポート番号 例:http://192.168.0.1:81(ローカルコンピュータのネットワークでアクセスする場合)

http://パブリックIP:ポート番号 例:http://212.137.22.14:81(インターネットを使ってアクセスする場合)

http://ドメイン名:ポート番号 例:http://vrs.mycompany.com:81(DNSをお使いの場合の高度なオプション)

指定したポートがファイアウォールによってブロックされていないことを必ずご確認ください。ファイアウォールの設定を確認し、正しいTCP/IPポートが解放されていることを確認してください。Windowsのファイアウォールをお使いの場合は「Windowsのファイアウォールにポートを追加」ボタンをクリックするとVRSが使うポートを選択する画面が開きます。

ネットワークに関する問題はご自身のネットワーク管理者までお問い合わせください。ファイアウォールやルーティングの問題などはネットワーク管理者であれば簡単に解決することができるはずです。


以下のページもご覧ください:

VRS通話モニタ
VRS遠隔操作コントローラ