録音デバイス

WavePadが録音を行うデバイスをここで選択します。デバイス一覧から希望のデバイスを選択します。

「入力:」の一覧は、選択したデバイスにより変化します。殆どのデバイスには「Windows録音ミキサー」または「マスター音量」の2つのオプションがあります。Windows録音ミキサーを選択すると、Windows録音ミキサーを開くためのボタンが表示され、ここから録音の音量を調整できます。「マスター音量」を選択した場合は、オプション画面で直接音量の調整を行うことができます。デバイスによっては、使用できるチャンネルが一覧に表示される場合があります。ステレオ音声で録音を行う場合、WavePadは複数のチャンネルを使いますが、ここでは1つだけ選択します。

音量コントロールの下にある音量のレベルを示すメーターを使って、音量の変化を視覚的に確認することができます。このメーターに表示される音量は、録音用に選択したデバイスが検出した音声のレベルです。メーターの色が黒のままの場合はデバイスが音声を検出していないことを意味します。

録音音量は通常録音時に0デシベルに達しないよう、必要に応じて調整を行います。このレベルに達した音声はクリップされるため、音にゆがみが生じ、音質が下がります。

重ね録りをデフォルトの録音モードとして使う:
録音モードが重ね録り(現在の音声に録音音声を重ねる)に変更されます。
録音がスタンバイ状態の時にレベルを表示:
録音開始前にDBレベルメーターに音声レベルが表示されます。

お勧めのプロ仕様のマイクは以下のページをご覧ください: お勧めのプロ仕様マイク

自動録音

音声起動録音:
このオプションが選択されている場合、音声が検出されると同時に自動的に録音を開始し、無音が続くと録音が一時停止されます。例えば、マイクに向かって話し始めると録音が始まり、沈黙すると録音が停止します。録音を開始する音声レベルは、「無音のしきい値」で設定します。このしきい値で指定した値を超える音声が検出されると録音が始まり、しきい値を4デシベル下回ると録音が一時停止します。無音のしきい値が低すぎると周囲の雑音等に反応して録音が開始されてしまう可能性があり、また高すぎると大きな声を出さない限り録音が始まらない可能性がありますので、適切な値を設定してください。適切な値は、周囲の雑音の大きさや、マイクの性能など、様々な要因で異なりますのでご注意ください。
無音のしきい値:
これは音声起動を行う際に使われます。無音とみなされる音量レベルをここで設定します。マイクを使った録音は周囲の雑音も拾ってしまうため、こうした雑音が音声起動を行ってしまわないようにするためにここで設定を行っておくことが重要になります。無音とみなすしきい値はマイクが拾っている周囲の雑音よりわずかに高い位置に設定します。周囲のノイズの音量レベルは、使用中のマイクの音量メーターで確認できます。
これ以上無音が続くと録音を停止:
音声起動録音を行う際に録音される無音部分の長さを調節します。話し声や音楽などが止まった後も、ここで指定した秒数は無音のままで録音が行われます。無音のしきい値が低く設定されている場合は、この値は0で指定しても問題が無いはずです。

しおり

録音の開始地点と終了地点に自動的にしおりが挿入されます。新規ファイルへの録音や、ファイル全体を選択した状態で録音を行った場合はしおりは挿入されません。

録音のページもご参照ください。