多くの動画エフェクトは動きを加えるパラメータがあります。 例えば、動きエフェクトの水平位置パラメータを動かすことでクリップにパン効果を加えることができます。 動きを加えることができるパラメータはそれぞれグラフで表示され、X軸が時間を、またY軸がパラメータの値を示します。

動きを加えるパラメータの使い方は以下の通りです:

エフェクトの動きを加える曲線について

エフェクトに動きを加える曲線は、縦軸がエフェクトの強弱を表し、横軸が時間の経過を表します。

曲線はキーフレームを使ってコントロールすることができます。キーフレームを使って、どの時点でどの程度のエフェクトが挿入されるかを指定します。キーフレーム間の値の補正には直線またはベジエ曲線を使うことができます。

パラメータにキーフレームが無い場合は動きは加えられません。 グラフはクリップの長さに合わせたフラットな横線になります。

キーフレームを挿入

キーフレームの挿入方法は以下の通りです:

キーフレームを選択

1つのキーフレームをクリックするとそのキーフレームが選択されます。Tabキーを押すと次のフレームに移動し、Shiftキーを押しながらTabキーを押すと1つ前のフレームに移動します。

複数のキーフレームの選択は以下のいずれかの方法で行います:

キーフレームを移動

キーフレームは以下のいずれかの方法で動かすことができます:

キーフレームを削除

キーフレームの削除は以下のいずれかの方法で行います:

曲線ハンドルについて

曲線ハンドルはキーフレーム間の曲線の動きを設定するための正接ハンドルです。

キーフレームの両端に曲線ハンドルが無い場合、このキーフレーム間の線は直線になります。

曲線ハンドルはキーフレームに付属します。キーフレームには左、右、または左右両方に曲線ハンドルを付けることができます。曲線ハンドルは 曲線キーフレームを挿入する際に挿入されます。

曲線ハンドルを挿入/削除

曲線ハンドルの追加/削除を行うための4つのボタンがツールバーにあります。キーフレームを選択した状態で...

また、右クリックメニューを使って曲線ハンドルの追加や削除を行うこともできます:

曲線ハンドルを移動する

曲線ハンドルはドラッグする形で移動することができます。

スムーズな動きボタンがオンになっている場合はキーフレームの反対側の曲線ハンドルが、動いているハンドルをミラーリングします。

曲線ハンドルをミラーリング

曲線ハンドルがキーフレームの反対側のハンドルをミラーリングする場合、曲線はキーフレームをスムーズに通過します(鋭角に曲がることはありません)。

曲線ハンドルのミラーリングは以下のいずれかの方法で行います: