エフェクトチェーン

エフェクトチェーンダイアログを使うと複数のエフェクトを同時に適用することができます。また特定のエフェクトをセットにしたものを複数のファイルに適用することもできます。エフェクトチェーンは独自のチェーンを保存して読み込むことができるほか、事前設定されているエフェクトチェーンを選択して適用することもできます。

エフェクトチェーンにエフェクトを追加する

画面左側にエフェクトの一覧が表示されます。追加するエフェクトをここでダブルクリックすると「挿入したエフェクト」の一覧の一番下にこのエフェクトが追加されます。この一覧に追加された一連のエフェクトが「エフェクトチェーン」です。エフェクトチェーンの欄でエフェクトをクリックすると、このエフェクトの詳細設定項目が表示されます。適用したエフェクトは一覧内でドラッグして順序を変えることができます。

エフェクトチェーンをプレビューする

エフェクトチェーンを使った場合にファイルの音声がどのように変化するかを試聴するには、「エフェクトと共に再生」と版をクリックし、再生するファイルを選択します。

エフェクトチェーンをファイルに適用する

開いているファイルにエフェクトを適用するには、「エフェクトを適用」ボタンをクリックし、エフェクトを適用するファイルを選択します。必要に応じて作業を元に戻す 事ができますのでご安心ください。

エフェクトチェーンを1つ目のファイルに適用した後、同じチェーンを別のファイルに適用することができます。複数のファイルに同じエフェクトチェーンを適用するにはこの方法が最も簡単です。 大量のファイルに同じエフェクトチェーンを適用する場合は、以下を使うこともできます: 一括処理

エフェクトチェーンの保存と読み込み

作成したエフェクトチェーンを後日また使いたい場合は、「チェーンを保存」ボタンをクリックします。エフェクトチェーンが.ecfの拡張子のファイルとして保存され、後日「チェーン読込み」ボタンを使って読み込むことができます。

読み込んだエフェクトは現在表示されているチェーンの一番下に加えられますので、複数のエフェクトチェーンを合わせることも可能です。他のエフェクトと混ぜ合わせたくない場合は、エフェクトチェーンを読み込む前に「エフェクトを削除」ボタンをクリックして現在選択されているチェーンを一旦全て削除します。

エフェクトチェーンのプリセット

「挿入したエフェクト」欄の一番下に「プリセットを追加」と言うメニューがあります。これを使うと事前設定されたエフェクトチェーンを現在のエフェクトチェーンに追加することができます。この場合も現在表示されているチェーンの一番下に追加したエフェクトチェーンが表示されます(現在表示されているチェーンを新しいチェーンで上書きするわけではありません)。