録音を電子メールで送信

このオプションを選択すると、VRSで録音した音声を電子メールに添付して送信することができます。録音音声を別のマシンで聴く必要がある場合などに便利な機能です。

VRSはお使いのインターネットサービスプロバイダ(ISP)のSMTPサーバーを使って直接メールを送信することができます。「送信」タブの「設定」ボタンをクリックし、「SMTPを使ってメールサーバーに直接送信」を選択して、インターネットプロバイダのSMTPサーバー名(smtp.yourisp.comなど)を入力します。SMTPサーバー名がわからない場合はお使いのISPまでお問い合わせください。認証が必要なサーバーをお使いの場合は、「サーバーは認証が必要」にチェックを入れ、ユーザー名とパスワードを入力してください。

FTPを使ってインターネット経由で録音をアップロード

FTPサーバーやFTPアクセスができるWebサイトをお持ちの場合、このオプションを選択するとVRSの録音を全てこうしたサーバーに簡単にアップロードすることができます。録音のバックアップを行う場合や、インターネット(FTPサーバーの設定によりパブリックまたはプライベートのいずれか)上で録音ファイルを使う場合に非常に便利です。

このオプションを選択した場合、FTPサーバー名(ftp.yourdomain.comなど)、ユーザー名、パスワード、またファイルのアップロード先の絶対パス(/home/yoursite/www/recordingsなど)の入力が必要です。

FTPを使った作業に問題がある場合は、FTPソフト(例えば弊社のClassic FTPをwww.nchsoftware.com/ftp/jpから無料でダウンロードいただけます)を使って、アップロード用フォルダの正しい絶対パスが選択されていることを確認することをお勧めします。

フォルダに録音をミラーリング

バックアップ用ドライブをお持ちの場合や、ネットワーク上に録音のバックアップを行う場合はこのオプションを選択します。ミラーリングは録音と圧縮が完了した後に行われます。

外部実行ファイルを起動する

警告:このオプションはユーザーが作業を行う必要のないプログラムの起動にのみお使いいただける高度なオプションです。このオプションを使って起動するプログラムはインターフェイスなどが無く、呼出し後数秒で実行されるプログラムでなければなりません。

データベースにファイルを挿入するための実行ファイルや、専用コーデックなどを使う場合がこの例にあたります。

このオプションが選択されている場合、ファイルの圧縮が完了すると、ここで指定したプログラムが自動的に実行されます。ここで指定するプログラムは通常コマンドラインを使って実行するプログラムです。ファイル名は%sを使った引数として送信され、これをVRSがファイルの絶対パスに置換えます。二重引用符で囲んだ実行ファイルの絶対パスと%sを必ず入力してください。例: "C:\Program Files\MyProgram\myexe" -myoptions "%s"。この外部実行ファイルはバックグラウンドで実行されます。

サービスで実行する場合は以下の機能につきご確認ください:

電子メールやFTP、ネットワークでのファイルコピーに失敗した場合、VRSは指定した秒数(デフォルトでは600秒)後に指定した回数(デフォルトでは3回)再送を行います。指定した回数失敗を繰り返すと、作業は中止されます。待ち時間や再送回数は変更することができます。オプション画面を使って設定変更を行った後は、自動的に新しい設定で再送を再開します。


送信失敗時のオプション

ファイルが送信できない場合や再送を試みる間隔が長すぎる場合は以下のオプションを調整することができます。

送信を試みる回数:送信が失敗した際に再送を試みる回数を指定できます。

再送信の間隔:再送信を行う間隔を秒単位で指定できます。メモ:再送信の間隔が短すぎると、再送が失敗する確率が高くなる可能性がありますのでご注意ください。例えば、サーバーが1分間だけ落ちたとします。再送間隔が90秒に設定されていた場合は、1回目の再送で送信が成功するはずですが、再送間隔を1秒に設定してある場合は50回再送を行っても結果的に送信失敗となります。また、再送が頻繁に行われることでソフトやコンピュータのパフォーマンスに影響が出る恐れもありますのでご注意ください。


以下のページもご覧ください:

一般オプション
録音オプション
データベース記録オプション